粋な扇子の選び方 │2007年11月07日
扇子というと落語家さんや将棋の棋士などが着物にあわせるためか、「古い」イメージが強いようです。しかし、扇子(オリジナル扇子)は折りたためて携帯できることもあり、今でも持ち歩くことが多い夏のアイテムのひとつでしょう。最近では、クールビズ用品としての需要も高く、電車の車内やオフィスなどでも扇子を使う方が多く見受けられます。
では、実際にどんな扇子を選べば良いのでしょうか? 最近では100円ショップでも様々な種類の扇子が並んでいます。しかし、粋に扇子(オリジナル扇子)を使いこなすために、ぜひ自分にぴったりあった扇子(オリジナル扇子)を探してみてはどうでしょうか。
扇子(オリジナル扇子)を選ぶときのポイントとしては、まずその大きさ。やはり毎日持ち歩くものですから、使いやすいサイズを選びたいものです。一般的に、扇子(オリジナル扇子)には男物と女物があり、大きさも1寸ほど違います。男物扇子の場合は7.5寸(約22.5cm)、女物扇子の場合は6.5寸(約19.5cm)が一番使いやすいといわれています。この大きさですと、服の懐や袖、スーツの内ポケット、ビジネス鞄やバッグなどに入れて持ち歩くにはちょうど良いサイズとなります。ただ、手の大きさや体の大きさによっても変わってきます。体の大きい人が小さい扇子を使ってもギクシャクしてしまいますし、逆もまた然りです。やはり、鏡の前で扇子(オリジナル扇子)を一度手にとって、自分の体系にあったものを選ぶと良いでしょう。
次にチェックするポイントとしては、中の骨でしょうか。やはり骨が多い扇子(オリジナル扇子)よりも少ない扇子(14本前後)の方が良いと思います。安い扇子を見てみると、骨の数が多いため竹の部分が細くなっているものが多いようです。そのため、畳んだときに紙の部分が広く露出します。良い扇子(オリジナル扇子)をみると、竹の部分が広くなっており、畳むと紙部分よりも竹の部分の幅が広くなっています。中の骨が少ないタイプの扇子のほうが細かく紙が畳まれないので、模様もきれいに見えますし、壊れにくい扇子だと思います。
扇子に描かれている模様や色も、扇子を購入するときの大きなポイントのひとつです。最近は様々な柄の扇子が店頭に並んでいますが、普段使いの扇子ですからあまり派手な柄のものよりも、男性ならば白系のものや茶色系のもの、女性ならば薄いピンクや紫・青など、「さりげない」色使いのもののほうがお勧めです。もちろん、扇子は1人1本という訳ではありませんので、数種類の扇子を用意して、その日のファッションや気分に合わせて使い分けていただくのも良いとおもいます。
ご自分だけのオリジナル扇子を作ってみるのもよいかもしれません。
その他にも、紙の厚さや種類、竹の材質、親骨の装飾など、扇子(オリジナル扇子)を選ぶポイントはたくさんありますが、はじめての場合、まず「サイズ」「骨の数」「模様」の3つに着目して扇子(オリジナル扇子)を選んでみてください。まず何本か購入ししばらく使ってみる。すると、「もう少し大きなサイズがいいな」「今日の服にはこの扇子があうと思う」などと、だんだん自分にあった扇子が分かってきます。あとはオリジナルな一品を見つける皆さんのセンス次第ということで…。
扇子から生まれた言葉たち
平安時代に日本で生まれた扇子は、1000年以上の歴史の中で、数々の日本語にも使われるようになりました。扇子から生まれた言葉もたくさんあります。ここではその中のいくつかを紹介してみようと思います。
扇子(オリジナル扇子)から生まれた言葉の多くが、扇子(オリジナル扇子)を開いたときの形からそう呼ばれるようになったものかもしれません。扇子(オリジナル扇子)を開いたときの放射線状の形(扇形)に似ていることから作られたと考えられる言葉たちです。
扇状地(せんじょうち)
この言葉は、いまでも学校の教科書にのっているのではないかと思いますが、川が山地から平地へ流れ出る所にできた、扇形の堆積(たいせき)地形のことをこう呼びます。扇状地は川の勾配が急に小さくなり、流水の運搬力が急減するため、上流から流れてきた砂礫が堆積してできる。
扇垣(おうぎがき)
アシや竹などで、建物や塀の端に扇子(オリジナル扇子)の形につくった垣のことです。
扇貝(おうぎがい)
貝殻の形が扇状だったことから名づけられたシャコガイ・ホタテガイの別名だそうです。たしかに、ホタテの形は扇形ですね。
扇垂木(おうぎだるき)
放射状に配置された垂木のこと。禅宗の寺院建築に用いられています。
扇形グラフ(せんけいグラフ)
全体を一つの円で表し、中心角を各部分の数量に比例する角度に分けていくつかの扇形にしたグラフ。つまり円グラフのことです。
扇子車(せんすぐるま)・扇車(おうぎぐるま)
あまり耳にしない言葉ですが、三つの扇を要(かなめ)を中心にして円形に広げたものを指すそうです。上棟式(じょうとうしき)のとき、棟木の上に立てられます。
扇芭蕉(おうぎばしょう)
バショウ科の常緑高木で高さは10~30メートルにもなります。葉が幹の先から左右2列に並んで出て、扇形になることからこう呼ばれるようになったようです。マダガスカル島の原産で、湿地に生え、葉鞘(ようしょう)にたまる水を旅行者が利用したことから、旅人の木・旅人木(りょじんぼく)ともいわれています。
秋の扇(あきのおうぎ)
ことわざです。漢の成帝の宮女が、秋になって使わなくなった扇を自分の境遇に喩えた詩をよんだことから生まれた言葉です。男の愛を失った女を意味します。
扇を請ける(おうぎをうける)
この言葉は普通使うことはありません。芸事などで、奥義伝授の証(あかし)として、その流儀の扇子(オリジナル扇子)を師匠から与えられることを意味します。
扇腹(おうぎばら)・扇子腹(せんすばら)
時代劇や時代小説が好きな方はご存知な言葉かもしれませんね。江戸中期の刑罰のひとつで、武士の刑罰の中で一番不名誉なものが斬罪(ざんざい)、逆に名誉とされたものが切腹で、扇子腹はその中間の重さのものといわれています。
扇染め(おうぎぞめ)
これは染め模様の技法のひとつです。扇形をしたものの中に、花鳥・人物などを染め出したものをこう呼びます。。
この他にも、扇子(オリジナル扇子)から生まれた言葉はたくさんあります。また、海外に渡った扇子(オリジナル扇子)も、その国の言葉に大きく影響していると考えられますね。ちなみに英国の詩人ジョーゼフ・アディソンは「男が剣を吊るす様に女は扇子(オリジナル扇子)で武装する。そして手先の機敏さで征服してしまう」という言葉を残していたりもします。
扇子(オリジナル扇子)の構造
最近は扇子(オリジナル扇子)にも様々なものがありますが、基本的な構造は昔から変わっておらず、いくつかのパーツで構成されています。
まず基本となるのは、一般に竹や木で作られている棒状の部分。これを『骨(ほね)』といいます。この骨の中で最も外側に位置する部分が『親骨(おやぼね)』と呼ばれる部分です。これらの骨や親骨を根本で固定する釘が『要(かなめ)』。これらでできた骨組みに貼る紙や布の部分が『扇面(せんめん)』になります。どんな扇子(オリジナル扇子)もこれらの4つの部分で構成されています。
骨(ほね)
人間でも骨がすべての基本になると同じように、扇子も『骨』の部分がしっかりしていないといけません。
通常、扇子の骨は竹製や木製のものが多いようです。中には、象牙(ぞうげ)や鼈甲(べっこう)で作られた物や、武術で用いられる『鉄扇(てっせん)』などのように鉄などの金属を使用する場合もありますが、たいていの場合は竹または木で製作されます。
骨の形は、一見すると一枚の板のように見えますが、実は先端に向かって細くなるように加工されています。
この骨の本数はサイズによって多少異なりますが、通常は14~20本前後で、一般的に骨の多い扇子(オリジナル扇子)よりも14本前後の骨の少ないもののほうが使いやすいといわれていますが、骨の数が多い扇子の場合、骨は風を作り出す構造としての役割と果たしていることも多々あるようです。
親骨(おやぼね)
骨の中でも最も外側に位置する骨を『親骨』と呼びます。通常の骨は先端に向かって細くなるように設計されていますが、この親骨は逆で、先端に向かって広くなる形状になっています。また、扇子(オリジナル扇子)の親骨を内側へ向かって反るように加工することで、閉じた扇子が簡単に開かなくなります。
この親骨の部分は、扇子(オリジナル扇子)のデザインを決める重要な部分となります。高級な扇子になると、この親骨に漆塗りや蒔絵などの細工が施されていることもあります。また、最近は、オリジナル扇子の『扇面(せんめん)』への印刷以外にも、親骨の部分に名入れする「名前入りの扇子(オリジナル扇子)」がノベルティーなどに使われています。やはり、扇子(オリジナル扇子)を閉じた時に見えるほとんどの部分は『親骨(おやぼね)』となりますので、特に念入りな装飾が施されることが多いようです。
要(かなめ)
『要(かなめ)』という言葉は、「肝心要(かんじんかなめ)」や「チームの要」など、物事の最も大切な点や事柄・人物・要点などを指します。そしてこの言葉が扇子(オリジナル扇子)のパーツの名称から使われるようになったということはあまり知られていないようです。
扇子のパーツの中では、骨を根本でまとめて固定するプラスチックや金属製の釘を『要(かなめ)』と呼びます。つまり、『要(かなめ)』は扇子の骨の部分をまとめている大切な物であることから、重要なことなどを指す言葉として使われるようになったようです。
扇面(せんめん)
扇子(オリジナル扇子)を開いたときにメインとなるのが『扇面(せんめん)』です。紙製や布製のものがほとんどで、扇子(オリジナル扇子)をあおぐことで風を送り出す部分です。
伝統的な扇子(オリジナル扇子)の場合、材質は和紙を用いることが多いようですが、最近では合成繊維や布などを使用したものもあります。また、『扇面(せんめん)』には骨が完全に開ききらないように固定する働きもあります。
『扇面(せんめん)』は、人間でいうと顔と同じで、この『扇面(せんめん)』に様々な装飾をすることによってデザインのオリジナル性を出すことが多いです。主な装飾は文字や文様で、この美しさにやデザイン性によって扇子の価値が変わるといっても良いかもしれません。特に日本画の世界では、『扇面(せんめん)』に絵を描く扇絵(おうぎえ)とよばれる形式があり、この技術は俵屋宗達や尾形光琳などによって発展したものだといわれています。
扇子(オリジナル扇子)の主なパーツは、この「骨」「親骨」「要」「扇面」ですが、そのほかにも扇子(オリジナル扇子)を閉じた状態の時に使用する『責(せめ)』と呼ばれる扇を止める帯状の輪や、携帯の際に使用する持ち運び用の袋、保管用の桐箱、インテリアなどに使用する際に使う「扇子立て」など、扇子(オリジナル扇子)関連商品にもたくさんのものがあり、扇子(オリジナル扇子)を楽しむ時にかかせないアイテムとなっております。
扇子(オリジナル扇子)の種類
京扇子(きょうせんす)
扇子(オリジナル扇子)の生産は平安時代の京都で始まりました。現在も京都市、五条大橋の西北詰に扇子(オリジナル扇子)生産発祥の地を記念した扇塚があります。京扇子の製作に当たっては二十もの各工程をそれぞれ専門の職人が担当する分業制を採っています。京扇子には江戸扇子と比べると骨の数が多いという違いがあります。また、扇面のデザインは豪華さや優雅さに特徴があります。
江戸扇子(えどせんす)
京都で行われていた扇子(オリジナル扇子)生産は、元禄時代に京都から移ってきた宝扇堂久阿弥の初代金兵衛によって江戸へ伝わります。江戸扇子は京扇子に比べて骨の数が少なく紙の折幅が広いのが特徴です。扇面のデザインは江戸の人々の好みに合わせて、さっぱりした、粋を意識したものが主流となっています。江戸扇子の製作は絵付けをする絵師、組み立てをする仕立て師だけの少人数で作られるのも特徴です。
蝙蝠扇(かわほりせん)
平安時代、最初に登場した紙貼りの扇子です。宮中では夏服用の扇子(オリジナル扇子)として正式に採用されました。蝙蝠扇の骨は五本で、片面にだけ紙が貼られていました。名前の由来は、元は「かみはり」と呼んでいたものが変化して「かわほり」となり、さらに中国で古来より吉祥獣とされていた蝙蝠の字をあてたと言われています。あるいは扇を開いた形が蝙蝠に似ていたことからとも言われています。
六骨(ろっこつ)
蝙蝠扇より一本多い六本の骨でできた扇子(オリジナル扇子)です。扇面には紙が両面から貼られていました。六骨は鎌倉時代に上級武士の間で流行します。現代でも、舞踊において奈良、平安時代の王族や公家、武家の男女の役の持ち扇として使われています。
中啓(ちゅうけい)
室町時代に誕生した扇子(オリジナル扇子)の形のひとつが中啓です。親骨が外に向かって反る形になっており、扇子(オリジナル扇子)を閉じると先端部が開く(啓く)ことから中啓と呼ばれました。現代では歌舞伎や能楽、僧侶や神官の持ち物として使われています。扇子(オリジナル扇子)を末広と呼びますが、中啓の末広がりになった形を指して生まれた言葉です。
雪洞(ぼんぼり)
室町時代に誕生した扇子(オリジナル扇子)の形のひとつです。親骨が中啓よりも小さく反っており、中啓の略式として宮中や僧侶らに用いられます。
鎮折(しずめおり)
室町時代に誕生した扇子(オリジナル扇子)の形のひとつです。扇子(オリジナル扇子)が簡単に開かないよう、親骨の先端を少し内側へ曲げてあります。最も一般的な扇子の形です。
舞扇(まいおうぎ)
日本舞踊に使われる扇子(オリジナル扇子)です。骨の数は十本あり、扇面には舞踊の演目に合わせた図柄を見栄えよく描きます。能の裳束をつけず舞だけを演じることを仕舞(しまい)と呼び、仕舞に用いる仕舞扇(しまいおうぎ)は舞扇よりも大きなものになります。
茶扇(ちゃせん)
茶席にて携帯するため、やや小さく作られた扇です。常に閉じた状態で使われ、挨拶をするとき、何かを拝見する際に膝の前へ置きます。膝の前へ置かれた茶扇は「敷居」の代わりとされ、謙譲の意を現します。
鉄扇(鉄扇)
親骨が鉄で作られた扇子(オリジナル扇子)で、武士が護身用に携帯しました。新撰組の筆頭局長であった芹沢鴨は「尽忠報国」と書かれた三百匁(1125g)の鉄扇を持っていました。閉じた扇子を模した金属の棒を鉄扇と呼ぶ場合もあります。
洋扇(ようせん)
扇子(オリジナル扇子)は誕生以降、日本から中国への輸出品のひとつでした。やがてインドを経由して扇子がヨーロッパへと渡ります。小さく折りたためる利点と、装飾性が評価されヨーロッパの上流階級へ広まった扇子が独自の発展を遂げた結果、洋扇が完成します。
鳥の羽根やレースを貼った扇子(オリジナル扇子)などが作られ、十七世紀のパリには扇を扱う店が150軒を数えるほどでした。日本の扇子と洋扇ではいくつかの違いがあります。日本では固く閉じる扇子(オリジナル扇子)を良い物としますが、洋扇では軽い力で広がる扇子が良い物とされました。扇面の絵は、日本では扇形の弧に合わせて水平の線も曲線で描くのに対し、洋扇では水平の線は直線で描かれます。扇子の骨も、日本の扇子に比べて洋扇は数が多いのが特徴です。
扇子(オリジナル扇子)と私たち
高温多湿な日本の夏を快適に過ごすため、現代社会ではエアコンが普及しています。ただ、このエアコンは、ほんの30年ほど前まで一般家庭に普及することはありませんでした。その前には扇風機。電気が一般化する前には、風鈴や団扇、そして扇子(オリジナル扇子)が使われていました。
扇子(オリジナル扇子)の歴史はとても古く、平安時代に遡ります。それよりはるか前、中国から風を送る道具として団扇が伝わりました。団扇自体は中国で発明されたようです。これが日本に伝わり、改良が加えられ、今の扇子(オリジナル扇子)とデザイン的に変わらないものが生み出されたのが平安時代です。今から1000年以上前の日本においても、「カイゼン」が行われていたと思うと不思議な歴史を感じます。
現代日本においても海外で発明されたものが、日本で改良され、世界に旅立っていったものがたくさんあり、これらが技術立国と呼ばれるひとつの理由になっています。戦後まもなくアメリカで役立たずと思われていたトランジスタが、日本の改良により全てといってもいい家電製品内に使われているのと同じようなことが、はるか昔、平安の世でも起こっていたわけです。そういう意味で扇子(オリジナル扇子)は日本改良技術の源なのかも知れません。
扇子(オリジナル扇子)が生み出されると同時に、この道具は、お茶や歌、絵画など文化にさまざまな影響を与えました。源氏物語には、たくさんの扇子がでてくるシーンがありますし、扇子は歌を運ぶ媒体としての役割も持っていました。また絵画の世界においては、扇形という、扇子(オリジナル扇子)に貼り付けることを前提としたキャンパスの形が生み出されました。はるか昔、印刷技術などまだなかった時代からでも、無色の味気ないものを使うより、「この世でたったひとつ」のオリジナルを求める人々がいたからこその発展でしょう。
今も昔も私たちは「よい品」を望んでやみません。大量生産品から、高級な手作り品やブランド品へ、そして、それをも超えた誂えの一品へという流れは、扇子(オリジナル扇子)に限らず、衣服や小物、宝飾品に至るまで共通の流れありましょう。「より良いものを求めたい」「他にはない、この世に1つのものを保有したい」というのはとても贅沢なことともいえます。でも扇子ならビックリするほどの金額を投入する必要はないのです。むしろ、あなたにあった紋様を見つけたり、利用シーンに合わせて考えるといったことに時間がかかるのではないでしょうか?
日本の伝統的な紋様に見とれる。四季を感じさせる品をもって街に出る。あるいは冠婚葬祭や行事などにあったものを持つ。そんな贅沢な時間を提供してくれるのがオリジナル扇子でありましょう。
もちろん、好きな写真から絵柄を選んだり、作り方は人それぞれが自由に選べます。既成品を買うことに飽きたり、今使っている扇子が使いにくいと思っていたら、扇子を新調してはいかがでしょうか?世界にひとつのオリジナル扇子は、ひと時の涼を私たちに与えてくれるだけでなく、その絵柄で私たちを楽しませてくれることでしょう。